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以前、過去記事にて重曹を使ったガステーブルの掃除の方法などを書きましたが、
その記事の中で魚焼きクリルの受け皿のところに水の代わりに重曹を入れる、
もしくはお米のとぎ汁を入れると落ちた魚の脂が綺麗に固まったりする等して、
次回に魚を焼くときに掃除の手間が省けたりして便利、という感じの記事を書きました。
確かにその通りで重曹やセスキ炭酸ソーダは魚焼きグリルの掃除には最高に適していますので、
お水の代わりに魚焼きグリルの下のトレイのところに重曹を敷き詰めて入れておくだけで、
魚の特有のニオイもほとんどなくなりますし、洗うときもその重曹で綺麗に洗うことができます。
さらにはその使った重曹も2~3回は繰り返して使えますし、普通のお水を使って魚を焼くよりも
衛生的ですし、水道代の節約にもなりますし、時間や手間といったことも考えますと、
重曹はかなりおすすめのガステーブル回りの救世主だといえます。
ですがそもそも前回の記事は魚を焼くときに受け皿のトレイに水を入れることができるという、
水ありの片面焼きグリルのことをご説明しました。
ですが魚焼きのグリルには以下の3種類があるのです。
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ガスコンロの魚焼きグリルには種類があります!
みなさんがお使いのガステーブルの魚焼きグリルの種類は以下のどれでしょうか?
・水ありタイプの片面魚焼きグリル
・水なしタイプの片面魚焼きグリル
・水なしタイプの両面魚焼きグリル
では順を追ってご説明させていただきますね
まず水ありの片面焼きの魚焼きグリルですが、こちらはグリルの底の受け皿に水を入れて使用することで、
魚の片面のみが焼けるタイプです。
当然ですが一度に焼けるのは魚の片面のみですし、使い終わった後は、毎回水を捨てて、綺麗に掃除をしませんと、
すぐに魚の脂でベトベト・ドロドロになってしまいます。
※ちなみに前回の記事で重曹を水の代わりに入れて掃除をする、といったのも
こちらの水ありタイプの片面魚焼きグリルが対象です。
なお、「水ありタイプの片面魚焼きグリル」は魚を焼く前に水をトレイに入れておき、魚を焼いてから水を捨てるという作業が必要になり、その後にはトレイを綺麗に洗わなければなりませんが、「水なしタイプ」のグリルの場合は魚を焼いた後はグリルを洗うだけで済みますので、機能的にも使い勝手の面でも良いといえます。
筆者もどちらかと言えば「水なしタイプ」のグリルがおすすめですが、やはり便利な反面、「水ありタイプ」のグリルよりは価格が高めになります。
ですので一概に「どちらがおすすめ!」とは言い切れませんし、家でよく魚を焼いて食べる(魚焼きグリルを頻繁に使う)という方は「水なしタイプ」の水無しグリルの機能がついたガステーブルを買われたら良いですし、あまり家では魚は焼かないな、という方は水ありのグリルを買われたら良いと思います。
ちなみに片面焼きはその名の通り「片面焼き」ですので、魚を焼くときは片面を焼いた後はひっくり返さないと焦げてしまいますが、「両面焼き」の場合ですと魚を入れた後に上下から火が出て一度に魚の両面が焼けますので便利といえば便利です。
ただ、グリルに魚を入れたらその後は焼きあがるまで魚を一切動かしませんので、焼き網の部分に魚がくっつきやすいというデメリットもあります。
【水なし両面焼グリルのメリットとデメリット】
価格が高いのと、焼き網に魚がくっつきやすい、焦げ付きやすい、というデメリットはありますが、水を入れる手間がないのと準備がラクなので、そういうところはメリットといえます。
【水あり片面焼グリルのメリットとデメリット】
価格が安いのと両面焼グリルに比べて焼き網に魚がくっつきにくいところがメリットですが、そのかわりに魚を焼くために毎回水を入れる手間があるのと、調理後には水を捨てなければならない、準備・手間が大変、片面なので約時間が両面焼きの倍近くかかる、といったデメリットがあります。
水なし片面焼グリルは上記2つの半々のメリットとデメリットといったところでしょうか。
魚は焼き網にくっつきにくく、水を入れなくてもいい、お手入れ・準備がラクといったメリットはありますが、水無しなので片面ずつ焼くときに身が崩れやすかったり、焼きあがるのに時間がかかる、といったデメリットもあります。
おすすめはガステーブル以外にもある?
ここまで本稿をお読み頂き、ガステーブルの種類が3種類あることと、それぞれのコンロのメリットやデメリットがあることをお知りになられたと思います。
それぞれに一長一短がありますし、予算面なども考えますと、どれが一番良い!とは決して言い切れないところもありますが、焼き魚を作るのがそれほどお好きじゃないのでしたら、グリルは安めのガステーブルに留めておきまして、魚焼きはオーブンとかトースターで代用するなり、片面焼きのものを使い続けるというのも一つの手です。
もし焼き魚が好きだけど、両面焼きの魚焼きグリルは予算的にちょっと…という方でしたら、ガスコンロのグリルじゃなく、別売りで「魚焼き用のロースター」を購入されても良いかと思います。
そのほうが両面焼きのガステーブルを買うよりもはるかに安上がりですし、値段以上の価値はあります。
両面焼きのガステーブルは料理のバリエーションが増える
ガスコンロといえば火力や価格に意識が言ってしまいがちですが、同じ意味合いでもガステーブルときくと、ついつい魚焼きグリルに意識が向いてしまいますよね。
ですが忘れてはならないのが、ガステーブルのグリルは、何も魚を焼く為だけのものじゃないということです。
両面焼きのガステーブルは沢山美味しい料理にチャレンジできますし、何よりも料理のバリエーションが増えます。
それに焼き時間の短縮にもなりますし、魚を焼いても美味しいです。
もし金銭的に余裕があるのでしたら、筆者は両面焼きのガステーブルをおすすめします。
そして金銭的にはあまりお金は出せないけれど、焼き魚がお好きだ、という方には魚焼き用のロースターをおすすめします。
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