プロパンガスの解約を検討中!? まずお風呂の節約を見直しましょう!

プロパンガスの解約を検討中!? まずお風呂の節約を見直しましょう!

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

スポンサードリンク







本記事は、毎月のプロパンガスの光熱費、どうにかならないの?とお悩みの方にぜひ見て頂きたい記事です。

記事本文に入る前に、なぜプロパンガスのガス代はこんなにも高いのか?
と疑問に思っていらっしゃる方も多いと思いますので、簡単ながら少しご説明いたします。

まず、プロパンガスがなぜ高いのか?についてですが、

都市ガス公共料金

プロパンガス自由料金

上記のように思って頂ければ宜しいです。

都市ガスというものは、国が定めた一律の料金で供給されているのに対し、
プロパンガスは各ガス会社の方で自由に価格設定ができるからなのです。

プロパンガスはガス屋さんが自由に値段を決められるから値段が高い!おわかりいただけたでしょうか?

プロパンガスが高い!その対策法1

プロパンガスの解約の前に!節約にはお風呂の給湯のガス代を節約しよう!

みなさんお使いのプロパンガスは、周知のとおり、キッチンや洗面所、ガスコンロにお風呂の給湯と、身の回りの様々なところで使われています。

また、プロパンガスの場合はボンベの交換費用や交換の際の手数料なども月々の基本料金に加算されていますので、都市ガスと比べるとどうしても料金が高くなってしまいます。

そして先ほども言いましたが、プロパンガスは各ガス会社の方で自由に価格が決められていることと、
毎月のプロパンガスの料金が高くなる原因の多くがお風呂のガス給湯器なのです。

プロパンガスの料金を少しでも安くするためにはお風呂の節約から始めるのが一番!
逆に言えば、プロパンガスの料金を安く抑えるためには、いかにお風呂の給湯で使うお湯の量を少なくできるかにかかっているのです。

プロパンガスが高い!その対策法2

給湯器で使うお湯の量を少なくするための節約方法

追い焚きではなく足し湯を使う!

お風呂の浴槽にいま入っているお湯が冷めてきたら、新しいお湯をたさずに今あるお湯を温めなおすのが「追い焚き」です。

それに対し、いま入っている浴槽のお湯に新しい熱湯を継ぎ足すのが「足し湯」です。

追い焚き】と【足し湯】、はたしてどちらがガス代の節約になるのだろう…、主婦の方ですと、長年の疑問のテーマなのかもしれませんが、本記事でひとつの答えを提示します!!

※尚、「足し湯」とは別に「さし湯」というものもあります。

プロパンガスが高い!その対策法3

追い焚きと足し湯とさし湯の違いを知って節約に活かそう!

お風呂の沸かし方には「追い焚き」「足し湯」「さし湯」があります。

わかりやすく箇条書きにしますと以下のようになります。

追い焚き…浴槽内にすでにたまっているお湯(ぬるま湯・またはお水)を再び設定温度まで温めてくれる機能です。

足し湯…浴槽のお湯が減ると、冷たい水を沸かしてからお湯にしてお風呂を温めてくれる機能です。

さし湯…60〜80度の熱湯を浴槽に入れて、湯量が増えるかわりにお風呂の温度を上げてくれる機能です。

これらの給湯にまつわる機能ですが、どれが一番節約になるのか、といいましてもその各家庭のライフスタイルによって、または家族構成や生活環境、お風呂の使い方によっても違ってきますので、これが一番節約になる、とは一概には言えません。

プロパンガスが高い!その対策法4

大家族だとシャワーは使わない!浴槽のふたを閉めて、保温シートをかぶせましょう!

ただ、追い焚きですとお湯を温めるだけでお湯はたさないので水道代の節約にはなります。

冬場ですと追い焚きをしてすぐに浴槽のふたを閉めて、保温シートをかぶせるなどの工夫をすることでかなりの節約にはなります。
(市販のアルミシートを浴槽大に切り、お湯に浮かべて内ぶたとして利用しても保温効果抜群です)

※カップ1杯程度の重曹をお湯に入れて入浴剤の代わりとして使うのもおすすめです。

水道代もお住まいの地域によっては違いが出ますので、お風呂で追い焚きをするのと、一からお湯を張ってお風呂を沸かすのとでどちらは安いか迷われている方は、一度水道代も計算に入れて考慮されてはいかがでしょうか。

それによって「追い焚き」か「足し湯」か「さし湯」で、ご自分のご家庭にとってどれが一番節約になるかが見えてくると思います。

※ちなみにひとり暮らしの方の場合ですと、一般的なシャワーの使用時間は10分ほどですので、シャワーの方が安上がりになるかと思われます。とはいえ、冬場は焚き直しにもガス代がかかりそうですので、ここもやはりお住まいの地域が寒冷地かどうかなども考慮してご検討頂ければと思います。

追い焚きのメリットとデメリット

メリット
節水になります。
前日の残り湯を温め直して次の日も入浴できます。

デメリット
衛生面が気になります。使用した浴槽内のお湯が配管内に残るので雑菌が繁殖しやすいです。設備面でもコストが高いです。差し湯方式に比べて設置コストは高めです。また、お風呂の水温が低い場合はガス代が高くなってしまいます。

プロパンガスが高い!その対策法5

お風呂の給湯で使うお湯の量を少なくする、または給湯温度を下げる!

冬場ですと、たった1℃の設定温度が変わるだけでもかなりガスの使用量に差が出ます。

また、お風呂の給湯やシャワーを流している時間でも、たった1分違うだけでもかなりの差が出ます。

こうした違いは冬場などでは特に顕著に差が出ます。

お風呂の給湯で使うガス代を節約したいなら、設定温度を1℃下げる代わりにその分、入浴時間を長くするなど工夫をすることで、ガスの使用量が随分節約になると思います。


スポンサードリンク