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みなさんはエアコンは24時間つけっぱなしのほうが安い、などの情報をネットで見かけたことがありますよね。
結論から言いますと、エアコンを24時間つけっぱなしにしてもさほど電気代は安くなりません。
これはつけっぱなしにすることによって何かの割引やマジックが働くというわけではなく、
エアコンというものは、設定温度まで室温を上げるまでの間に一番電気代がかかるため料金が高くなるから、というわけなのですね。
エアコンの電気代も常に一定ではないから、気温が寒く、室温も低いとそれだけ機器に負担がかかり、
温度を上昇させるのにお金もかかるというわけです。
ですので常に付けっ放しにしていると、温度を上昇させる分のお金がかからなくなる分だけ安くなる、というわけなのですね。
ですがさすがに常時付けっ放しにしているよりも、温度をあげたい時だけ使う、エアコンが必要な時だけ使う、
という使い方の方がトータル的には電気代が安くなります。
それと同じで、北海道で一人暮らしをする場合のガス代も同じことが言えます。
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札幌の賃貸は日本一安い?
北海道に憧れを抱く人で、その中でも特に札幌市に移住をしてみたいと思っている人でも、
意外と知らないのが札幌の家賃の安さです。
東京とかですと、ワンルームの部屋でも家賃が10万円とかザラですが、
北海道の札幌ですと、場所によっては2万円や3万円で借りられるところもあります。
人口150万人超の北海道・札幌市。
日本で一番家賃が安い土地は札幌か愛媛か!?
などと一時期は言われていましたが、そんな北海道の札幌市、なぜこんなにも賃貸の賃料が安いのかと言いますと、何と言っても需要と供給のバランスにあります。
北海道の札幌市は物件の供給が供給過多にあると言われていますから、地下鉄などの交通機関も充実していて、札幌すすきのや大通り公園周辺などの買い物スポットなどの好立地に恵まれていたとしても、家賃・賃貸料金が3万円以下の物件が多数あるのではと筆者は思います。
日本で一番家賃が安い街・北海道の札幌市。
札幌が安い理由は物件が供給過多だからである。いかがでしょうか。納得していただけましたでしょうか。
家賃は3万円以下が多く、電気代も安く済むので気をつけるのはガス代だけ!?
札幌市で一人暮らしをする場合に、札幌は供給過多だからほとんどの家賃が3万円以下だと言うことは先程お伝えしました。
まずは賃貸・賃料の問題はこれでクリアです。
続きましては電気代・ガス代・水道代などの光熱費ですが、札幌での一人暮らしの電気代だとだいたい月に2500円から3000円程度で済むのではと筆者は思います。
アンペア数が低い物件ですと当然電気代も安く済みますし、一人暮らしですからそれほどのアンペアも必要ないのではと思います。
水道代も3000円。3万円前後の物件を選ぶ際に水道代も毎月固定で変動しないところを選べば大丈夫です。
毎月固定料金で3000円に収まる物件を選びましょう。
ここまででかなり糸口が見えてきたような気がしませんか?
北海道で一人暮らし、札幌市ならば安く済みそうですよね。
電気代・水道代の光熱費が合計で6000円。
そうなってくると、残りはガス代ですが、北海道の札幌市に住む場合の最大のネックがこのガス代です。次項で詳しくご説明します。
札幌では冬のガス代は大幅に跳ね上がります。
本稿の記事の冒頭の部分で、エアコンの電気代も常に一定ではないから、気温が寒く、室温も低いとそれだけ機器に負担がかかり、温度を上昇させるのにお金もかかる、と書きましたが、ガス代もそれと同じように考えていただいて構いません。
部屋の外の温度も常に一定ではないから、気温が寒く、室温も低いとそれだけガス代は大幅に跳ね上がってしまいます。
ですので当然、札幌での冬のガス代は大きく跳ね上がります。
北海道での一人暮らしをするのでしたらば、冬のガス代は高い!ということは、あらかじめ覚悟しておかなければなりません。
都市ガスとプロパンガスとではかなりの差が出ますし、夏と冬とでも大きな開きがあります。
夏ですとだいたい3千円から4千円程度だったとすると、冬場ですと9千円から1万円~高い場合ですと2万円代にまで跳ね上がることも覚悟しておかなければなりません。
札幌の空き部屋率は20%以上!平均収入も200万円!
札幌でのこの春から一人暮らしを始めるのでしたら、不動産屋で独身者向けのワンルームマンションを希望しましょう。
平均してだいたい2万円台で借りられる物件が多いです。
また、ワンルームマンションよりも高級なマンスリータイプのマンションでも3万円ぐらいから借りられるところがあるなど、札幌市の賃貸料金は間違いなく他都市よりも安いです。
また、札幌市では空き室の多さが他の都市と比べると目立ちます。
マンションの多さの割には空き部屋が多いのです。
札幌の空き室率が高いことは有名で、東京都の空き室率が13%だとすると、札幌での空き室率は20%以上にもなります。
空き室がこんなにもあるのに対し、入居者があまりに少ないですので入居者を確保するために賃料が安く設定されているのです。
それと札幌市の家賃が安いのには札幌市全体の平均年収の低さにも原因があります。
北海道の札幌という土地柄、土地や物価の安さには目をみはるものがあります。
札幌市では年収200万円程度の人がほとんどですので、それに合わせて家賃も低く設定されています。
ですので年収300万円もあれば余裕のある生活ができますし、仮に年収200万円でも札幌であれば苦しくなく生活ができるのです。
まとめ
本稿はいかがだったでしょうか。
北海道の札幌市の家賃相場が他の都道府県に比べて、かなり安いことがお分かりになられたと思います。
気をつけるべき点はガス代だけですが、都市ガスじゃなく、仮にプロパンガスであったとしても、冬場でなければそれほど高額になってしまうということは考えられません。
ですのでこの春から新生活で札幌市で一人暮らしをお考えの方は、仮にプロパンガスの物件であったとしても冬場でなければ、それほど警戒する必要もないのではないかと、筆者は思います。
札幌の住みやすさに憧れて、この春から移住をしてみたいと思っている方は、ぜひ本稿を参考にしてみてください。
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