スマートガスメーターとガスメーターの見方や表示ランプの意味をご説明!

スマートガスメーターとガスメーターの見方や表示ランプの意味をご説明!

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先日、筆者は魚焼きグリルの電池が切れる寸前になり、表示ランプが赤く点灯していたのに驚き、その後日、
あわてて単一電池を交換したのもつかの間、今度は煮物を作りつつ魚を焼いていたため、
魚をひっくり返すのを忘れたために、表示ランプが点灯したのに再び驚きました。

いずれも普段見慣れない表示や点灯だったために驚いたのですが、
みなさんはガスメーターの表示の意味や見方はご存じでしょうか?

ガスのメーターの見方について

LPガス(プロパン)や都市ガスの遮断時のメーターの見方について

ガスメーターの見方ですが、メーターには左から数字が表示されていますよね。

左端が1000の位、その次が100の位、その次が10の位、そして1の位。単位は㎥で、白字で書かれているかと思います。

たいていは4桁の数字が横に並んで並列表示されているパネルかと思います。
そしてその右側には赤字の数字で3桁の数字が表示されているものだと思います。こちらは端数を表しています。

端数とは、ガスをLPガス(プロパンガス)の場合は、0.1㎥未満、都市ガスでは1㎥未満で使用したときに切り捨てる分の数字の端数です。

以上のように、ガスのメーターの見方は普通にそのまま見た目通り、左から順に数値を読み取ることで確認します。

例えば本日ですと、月が変わって4月1日ですよね。

この場合ですと、今回の検針日にガスのメーターに示された数字から前回検針日の数値を差し引くことで、
今月分のガスの使用量を算出する、なんてことも出来るわけです。

ガスの遮断時によるガスメーターの警告画面の見方など

ガスメーターには毎月のガスの使用量の計量と事故を防止する保安機能が備わっています。

ガスのメーターが無ければ毎月のガス代の清算が出来ませんよね。
ガスメーターはその名の通り、月々のガスの使用量を積算して測定してくれている機械です。

そしてガスメーターはただガスの使用量を計測しているだけじゃなく、災害時や異常事態が発生した時などに、ガスを遮断して大きなガスの事故を未然に防いでくれるためのものでもあるのです。

例えば地震などの大規模災害が発生したときなどには、ガスメーターの保安機能により自動的にガスが遮断されるようになっていますし、ガスの配管の損傷やガス圧力が低下したときなどの異常時にも、保安機能によりガスが止まるようになっています。

次にガスメーターの警告画面の見方ですが、
まずガスのメーターには上から順に【指針】【表示パネル】【復帰ボタン】の3つの部分がすぐ見て取れるかと思います。

指針の部分に関しましては先程も述べましたのでここでは割愛させて頂きます。

次の表示パネルの部分ですが、ここの部分に【ガス止め】やアルファベットなどが出ている場合はご契約のガス会社やサービスセンターに連絡を入れましょう。

なぜならガスが止まっているということは、ガスが遮断される何らかの理由があるからです。

そのパネルの表示部の下の方には復帰ボタンが付いているはずですが、消し忘れ以外の場合ですと、この復帰ボタンを押しても復帰はできません。

※ガスメーターの復帰の手順は、メーカー各社によって、若干異なる場合がありますが、だいたいはどこも同じような仕様のはずです。

スマートガスメーターについて1

ガスのスマートメーターというものをご存じでしょうか?

昨年の電力自由化により、電気のメーターは高性能なスマートメーターに置き換わっているようですが、
ガスメーターの方もスマートメーターと連動させるような動きがあることを、みなさんはご存じでしょうか?

電力会社もそうですが、ガス会社でも同じように、使用量を計測する検針員の方の人件費にかかるコストに頭を悩ませているはずです。

2016年の電力自由化以降は、どんどん高性能なスマートメーターに置き換わっていています。

もしかすると今後はガスもこの流れに乗るかのように、スマートメーターに置き換わっていくのかもしれませんね。

スマートガスメーターについて2

そもそもスマートメーターというものをご存じない方のために

2016年の電力自由化は、まさに今年2017年の都市ガス自由化の先駆けといえるものでした。

筆者が思う、電力自由化でのスマートメーターによるメリットは、単純に人件費削減・コストカットというだけではなく、
検針に必要な人件費が削減できる目視での検針業務がなくなった】というところです。

従来までの検針員さんによる各家庭への訪問、ならびに目視でのメーターチェックと検針票の発行、さらには検針票のポストへの投函といった一連の流れを、全て自動化し、毎月のこれらの業務をなくし、毎月の電気料金のデーターは自動で送信されることによる検針に必要な人件費の削減、ならびにスマートメーターを取り付けている家庭への電気料金の値下げなど、電力会社のみならず電気の利用者にもメリットとなる素晴らしいものでした。

今度はこうしたスマートメーターによる恩恵が、ガスの利用料金の検針にも適用できるようになるのでは、と筆者は思います。

ですが当然、電気とガスとでは仕様が異なりますし、異なるエネルギー形態ですから、
電力自由化の時のように簡単にはスマートメーターの導入は進むとは思えませんが、
それでも近い将来のスマートメーターを使ったガスのデータ収集、ならびにスマートガスメーターの実現には大いに期待を寄せるべきだと筆者は思います。

今月からはいよいよ新年度の始まりです。

4月1日から始まる都市ガスの自由化以降、電気とのセット割や
今後ますますお得なサービスや電気とスマートメーター、さらにはガスのスマートメーターとの連動、
さらにもっと飛躍して近い将来、家庭の水道検針をも自動化し、電気もガスも水道も、
全てが自動化・システム化される未来社会が来るのではないかと筆者は思います。


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